中国人が好きそうなミニバンRoewe iMax8のワンオフモデルが登場。あらゆるところにゴールド(金)を使用してトヨタ・アルファードよりもオラオラ顔に
中国・中東ならこういったゴールドカスタムはウェルカムなのかもしれない
中国市場では、トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)やレクサスLMといったLサイズミニバンスタイルのフラッグシップショーファーが非常に人気ですが、今回これらのモデルを圧倒するレベルのド派手なワンオフミニバンが世界初公開されました。
中国の大手自動車メーカー上海汽車集団(SAIC Motor)の傘下にあり、旧MGローバーの知的財産を元に創設された自主ブランドRoewe(栄威)の新型iMax8と呼ばれるワンオフミニバンですが、いかにも中国ユーザーが好みそうな「ゴールド(金)」にて仕上げられた過激な一台となっています。
早速ワンオフ仕様のiMax8をチェックしていきましょう。
とにかく目の付くポイントにゴールドアクセントを加味したオラオラ系ミニバンに
こちらが今回世界初公開されたワンオフ仕様のiMax8。
東京オートサロンや大阪オートメッセ辺りで1台ぐらいは登場しそうな過激なゴールド仕上げのエクステリアですが、このモデル、中国の有名アーティストWang Kaifang氏によってデザインされたもので、フロントグリルやフロントエアインテークシュラウド、ヘッドライトサラウンド、ドアミラー、ウィンドウトリム、サイドスカートといった目に見えるところのほとんどがゴールド仕上げ。
特にこのフロントグリル。
中国の富豪が好みそうな複雑かつゴールドしか使っていない超高額パーツで、フロントエンドのエンブレムも紫というのもジワジワと来るものがありますね。
どことなくヘッドライト周りがホンダ・ステップワゴン(Honda Stepwgn)っぽいデザインにも見えるiMax8ですが、ヘッドライトフレームやグリルフレームにもゴールドのアクセントを追加する思い切りの良さは有名アーティストならでは。
サイドミラーキャップや足元のアルミホイールも全てゴールド仕上げですし、これで高速道路を走ろうものなら嫌でもハザードを出して道を譲ってしまいそう。
ゴールドの加工やカスタムは更に気を遣うようだ
なおこのモデルに使用しているゴールドパーツは、全て「金に関して経験豊富な彫刻家が製作したもの」とのことで、その加工精度や見た目の良さは実車を拝見してみないとわからないレベルなのかもしれず、この領域になってくると「走らせる車」ではなく「魅せる車(芸術品?)」という扱いになるのかもしれません。
金の彫刻で有名なモデルが日産GT-R R35ですが、このモデルの加工精度も非常に厳しく、失敗は許されなかった…気になる続きは以下の次のページにてチェック!